左義長に含まれる各祭事の紹介
日本全国によくあるドント焼きとは違い「一番息子と目一つ小僧」「お仮屋と七所参り」「セエトバレエ」「ヤンナゴッコ」といくつかの祭事の集合体が左義長です。こちらではその各祭事をご紹介致します。
大磯町で行われる左義長という祭事は、サイトと呼ばれる火塔に浄火をかけ昇天させる祓除行事(災いを除き、けがれを祓うこと)です。日本全国でドント(歳徳)焼きやサイト(斎灯)焼きと呼ばれ、小正月に行われる火祭りの行事でり、その中でも国指定の重要無形民俗文化財に指定されている歴史ある祭りです。
全国に数ある火祭りの中で、大磯の左義長が文化的に重要であるのは1月14日に行われる火祭りだけで祭事は完結せず、セイノカミ信仰のもと厄災を避け無病息災、子孫繁栄を願う一連の以下の祭事が地域の中で脈々と継承されて残っている事でしょう。
大きな流れは12月8日の「一番息子と目一つ小僧」から始まり、左義長の3日前からの「お仮屋と七所参り」、1月14日の「セエトバレエ」、「ヤンナゴッコ」と年をまたいで行われるの祭事です。
日本全国によくあるドント焼きとは違い「一番息子と目一つ小僧」「お仮屋と七所参り」「セエトバレエ」「ヤンナゴッコ」といくつかの祭事の集合体が左義長です。こちらではその各祭事をご紹介致します。
日本の祭事は日本古来からの自然信仰や神道や仏教、さらには儒教、道教などの大陸の影響ふんだんに受けたものです。左義長も様々な人の思いが詰まった祭事です。その言い伝えなどをご紹介致します。
大磯では現在では左義長と呼ぶことが多くなりましたが、昔からこの地域でお住まいのお年寄りは、ドント焼きやサイト払いがなまったセイトバレエなどと左義長のことを呼びます。様々な呼び名がある左義長という名前をご紹介します。
左義長では、サイト、オカリヤ、オンベ、セエノカミなど左義長以外ではあまりう耳にすることの少ない言葉が多くあります。その一つ一つをご紹介致します。